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歯の神様!?

こんにちは、技工士の山口です。
先日、久々に休日に晴れたので散歩に出掛けたら、天文館通を南に抜け程なくしてビルの間に朱塗りの立派な神社を見つけました😲 境内に入り由緒書を読むと松原神社とあります。
島津家十五代当主貴久公を主祭神にお祀りしているようです。
読み進めると、「境内には稲荷神社、厳島神社、恵方社、大山神社、清水神社、市場神社、歯之神が祀られています」と…⁉️
歯之神❓❓

 
※1(写真)初めて見ました。

 

それらしき社や石碑は見当たらなかったので社務所から出てきた職員らしき方に尋ねてみると、歯之神は本殿の脇の鍵の掛かった扉の奥に祀られているそうです。
丁度鍵を開けたところだったようで、私も参拝させて頂くことにしました。通路の奥には右手に平たい大きな岩が、左手に正方形の石碑が鎮座していました。

 
※2(写真)祭神は貴久公の臣平田純忠。

 

貴久公が三州平定途上の1571年に急死。その死を無念に思う純忠が後を追うため蓋を釘付けしたうつろ舟に乗り、海に流させたそうです。舟からは純忠の読経と歯ぎしりが三昼夜続き、壮絶な殉死を遂げました。
その遺体の歯は全てが抜け落ちていたと言います。
近代歯科医療が日本に入ってきたのは1860年代後半ですから、麻酔も現代のような治療もない昔の人達は虫歯になると痛みを我慢して無理矢理引き抜くしかなく、自然に全ての歯が抜け落ちた純忠は神として崇められるようになったと言うわけです。
調べてみると、全国各地に歯の神様が存在していました。
虫歯を放っておくと死に至ることもある上、昔の人達にとって歯痛や麻酔無しでの抜歯は耐え難く神にもすがる思いだった事がうかがえます。今回の発見で私は現代に産まれた幸せを噛みしめ…ました😆❗
勿論、現代は麻酔もありますし尾立歯科医院は極力ご自身の歯を残せるような治療を行っていますので安心して受診してください。

 
※松原神社の歯之神は通常公開していませんが参拝を希望される方はお声掛けすると鍵を開けて頂けるそうです。

 

※1

 

※2

尾立歯科医院
099-256-3927