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『口内炎』について!

こんにちは衛生士の橋口です。
4月にもなり随分暖かくなりました。☀️
この時期は新入学や新しく社会に出て行き環境の変化に体調を崩される方も少なくないと思われます。
つきまして今回は体調不良時にもよく出来てしまう『口内炎』についてお話したいと思います!

口内炎とは、口の中の粘膜に起こる炎症を総称して「口内炎」といいます。

口内炎には色々種類がありますが、一般的に発生する口内炎をアフタ性口内炎と言います。
アフタ性口内炎とは、表面が白っぽく窪みがあり、周りが赤い円形または楕円形の潰瘍で痛みを伴い、一度に1個~数個の口内炎が発生します。
口内炎は口の中の粘膜であれば頬の内側や唇の内側、歯ぐきや舌などどこにでもできます。
また乳幼児から高齢者まで幅広く発生し、痛みを伴い、飲食や会話など日常生活に必要なことに不快を感じます。

しかしなぜ口内炎ができるのか。
考えられる原因は以下のことがあげられます。

●口の中を傷つけてしまう
●胃腸障害
●健康不良
●口の中が不衛生
●ストレス
●アレルギー
●病気の治療

口腔内を傷つけてしまう原因は誤って頬を噛んでしまったり、歯磨き時のブラッシングの影響だけでなく熱いもので火傷をしてしまったときや噛み合わせや入れ歯が悪いことから口の中を傷つけることもあります。
また、口腔内が乾燥していると粘膜に傷がつきやすかったり、胃腸障害で胃腸の粘膜が荒れていると口腔内の粘膜にも影響がでるとも言われています。

仕事や病気などで疲労がたまり体力が低下する、不規則な生活や栄養バランスが悪い食事が続くなどで、不健康な状態になると口内ができやすくなります。
ストレスを感じる生活は口内炎を誘発するとも言われています。

ほかにも、口の中には、数百種類の雑菌が存在するといわれています。
唾液の分泌が少なかったり、歯磨きやうがいが長時間できず口の中が不潔な状態になってしまうと、菌が繁殖しやすくなり、口内炎を発症しやすくすると共に、症状を長引かせてしまいます。

特定の食べ物や薬、歯磨きの成分によって、アレルギーが起こり口内炎になる場合や、白血病などのガンや他の疾患の治療の副作用のために口内炎ができてしまう場合などもあります。
タバコを大量に吸う人は、ニコチンが原因になることもあります。

また、ウィルス性口内炎や、カンジダ性口内炎は、名称通りウィルスの感染やカビの一種であるカンジダが原因とされています。
これらの他にも、貧血や鉄分不足などの血液疾患やベーチェット病、手足口病などの疾患が原因で口内炎が発症することもあります。

口内炎の原因が何であるかは、見た目では判断できないことがあります。
時には、重大な病気が隠れていることもあります。
口内炎が長期間続いたり、繰り返し発症する場合は、病院で診察を受けましょう。
口内炎を予防するには、口内炎の原因になることを防ぐ必要があります。

口内炎の原因には、ビタミン不足、体力低下、誤って噛むなどの事故、口の中が不衛生などがあげられます。
ビタミン不足を防ぐために、ビタミンを摂取することはもちろんですが、バランスの取れた食事を摂ることも大切です。
ビタミンは、野菜や果物に多く含まれています。特に緑黄色野菜を積極的に摂るように心がけましょう。
ビタミン剤などの、医薬品やサプリメントを使用するのも良いでしょう。

体力の低下は、仕事による疲労やストレス、睡眠不足などにより起こります。
特にストレスは、口内炎だけでなく、いろいろな病気の要因になります。
ストレスをためることで、免疫力に影響を及ぼし、不眠になる場合もあります。
なかなか、ストレスゼロの生活を送ることは困難ですが、定期的にストレスを発散させることが大切です。
また、夜更かしは避け、規則正しい生活を送るように気をつけましょう。

口の中に傷を作ってしまうと、そこから口内炎になることは、よくあることです。
入れ歯や矯正器具の不具合や虫歯で歯に鋭い部分があるなどで、口の中を傷つけてしまう恐れがある場合は、原因を改善する必要があります。
入れ歯や矯正器具は、調整してもらったり、虫歯はきちんと治療しましょう。
また、歯ブラシで傷をつけてしまう場合もありますので、正しいブラッシングを身につけましょう。
口の中は、普段から雑菌がたくさんいます。普段から口の中を清潔に保つことは、口内炎の予防になります。
食後は必ず歯磨きをし、イソジンなどの殺菌剤でのうがいが効果的です。

また、唾液の分泌量が少ないと、口の中が乾きやすくなり、口内炎になりやすいといわれていますので、水やお茶をこまめに摂り、口の中を潤したり、唾液分泌増進の口や舌の体操をするなどの対処をしましょう。

また、これらの他にも、タバコやアルコールなど、口の中に刺激を与えますので、口内炎が出ている間は避けましょう。
口内炎は、一度なってしまうと、治療や体質によって個人差はありますが、辛い時期があるのは確実です。
口内炎にならないようするために、予防を心がけることは大切です。

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